ASTIER de VILLATTE
et
Lou Doillon




Photo by Sophie Delaporte

 
 
フランスのライフスタイルブランド、アスティエ・ド・ヴィラットが届ける美しいコレクションの数々。純白の釉薬を纏った器は、彼らの代名詞とも呼べるでしょう。パリ唯一の陶器工房で18世紀パリの手工芸を継承すると同時に、エスタンパージュと呼ばれる技法を現代のテイストで蘇らせ、伝統とモダニズムを融合させています。古い器や忘れ去られたオブジェからインスピレーションを受けて、職人が残す「跡」を大切にした器は、土色が柔らかく透け、丁寧な手仕事でしか生み出すことができない、存在感です。
 
 
歌手であり、女優のルー・ドワイヨンとアスティエ・ド・ヴィラットによるアート本 『DRAWINGS』と、ルーが日頃から描きためた表情豊かな17本の手をモチーフしたマグカップ。アスティエ ・ド・ヴィラットの白い陶器をキャンバスにプリントされた手は、流れるような滑らかなタッチをそのままに、どこか温もりを感じます。
 
 
ブノワ・アスティエ・ド・ヴィラットとイヴァン・ペリコリは、ルー・ドワイヨンの秘めたる絵心をインスタグラムで発見し、たちまち魅了されました。ボザール国立美術学校出身で、対看写生を自らも好んで描くアスティエ・ド・ヴィラットの二人のクリエイターは、ルー・ドワイヨンに独創性豊かなアーティストとしての才能を見出したのです。 視界に入るものすべてを綿密に観察し、ひたむきに描き続ける彼女の絵は、長年に渡る孤独で堅実な独学の成果です。スケッチブックが溜まるにつれて、線はよりなめらかで確かなものへと進化を遂げました。現在の迷いなく流れるように描かれた絵には、長い苦労の痕跡は感じられません。こうしてルーの絵は、手と心、そして古典とモダニズムの優れた調和を極めるに至ったのです。 目に見える世界を瞑想するルー・ドワイヨンの絵は、本質的な美しさで人々を魅了します。



 
 
 
 



LIVIA CETTI


リヴィア・チェティは、植物、静物のスタイリストとして、また作家、クリエイティブ・ディレクターとしても活躍しているアメリカのペーパーフラワー作家です。美しい薄紙とクレープペーパーを用いた先端的な作品で知られています。サンフランシスコ芸術大学で美術を修学しながら、何人ものフローリストの下で経験を積み重ね、現在では世界的な広告のスタイリングに多く携わっています。JOHN DERIANやASTIER de VILLATTEをはじめ世界的なアーティストからも注目を浴びています。