アートとの出会いはいつも突然で、その活動は偶然の連続だと思う。

hpgrp GALLERY TOKYO DIRECTOR 坂井俊之





アーティストとディレクターとして6年以上ともに活動している庄島歩音さん。先月hpgrp GALLERY TOKYOにてドライフラワーショップのcloaks.さんとコラボした個展を行い、WINDOW GALLERY MARUNOUCHIでは今年で4回目となる展示を開催中だ。
動植物の生死/自然の営みをテーマに、下書きをせずに弾むような自由なタッチで描く。絵に合わせて額も作り、最近では花挿や木馬など形態の幅も大きく広がっている。2012年頃、彼女がギャラリーにポートフォリオを持って来たことをきっかけに出会い、自分と生年月日が全く一緒で不思議な縁を感じながら、毎年様々な展開を共にしている。
場所によって展示の仕方はもちろん、作品自体も変えて進化させ、展示を楽しみにしてくださるお客様から開催前にお問い合わせのご連絡いただくようになった。毎回展示の撤去終わりのクタクタの車中で一通り反省会をした後、「次やりたいことはありますか?」と庄島さんに聞くようにしている。すると、「あそこで展示したい」や「自分の洋服を出してみたい」など、色んな夢を語ってくれる。このやり取りは、ほぼ毎回の展示終わりに行われ、大体叶えてこられた。実は、展示中にその夢への繋がりができていたりと、偶然が偶然を呼んで、のことだ。
やりたいことをやろう!とがむしゃらに動いた20代を経て、庄島さんはお子さんが生まれ、互いに30代に突入した2018年。今年は東京以外の都市での大きな展開が決まり、さらに大きく羽ばたく1年にしたい。

-PROFILE-


坂井俊之

2011年、アートフェア「ULTRA003」にてディレクターとしてベストウォール賞を受賞、その後2014年にスパイラルホールにて若手作家を集めて開催された「アートと目が合う瞬間」のディレクションを担当。2015年よりhpgrp GALLERY TOKYOのディレクターを務め、アートフェアや企業とのアートを切り口にしたプロジェクトなど、社会に対して新たなアートの価値提案を行なっている。