マイ パートナー


誰にでも思い入れのある大切なアイテムがある。
出会った時や場所。その時の気分。そこには当人にしかわからない深いストーリーが。
大好きなパートナーの魅力を、思い出と共にお話して貰います。


エピソード4:goldie H.P.FRANCE新宿店スタッフ kiku
彼女のパートナー:Muhlbauer


Q1あなたのお気に入りのブランドは?どこで出会いましたか?

帽子というアイテムに特別な思いを抱いて、おもしろい帽子を扱うH.P.FRANCEに入社しました。どのHATブランドも好きなのですが特に好きなブランドはMUHLBAUER(ミュール・バウアー)です。goldieH.P.FRANCEでお取り扱いしている帽子ブランドの中でも名だたるブランド。毎度コレクションの度に新しい感性をぶつけられているような刺激を受け、気になっていきました。お帽子をかぶることを躊躇する方も多くいらっしゃる理由として、どうしても帽子にかぶられてしまうというか、気取った印象をつい持ってしまう事があると思うのですが、それを覆す素材の見せ方、高級素材を使いながらも装飾を排除して普段に身に着けられるようなカジュアルさも持ち合わせています。かたや装飾で遊びを最大に表現したデザインもあり、120年近く操業している歴史あるHATブランドだからこそ提案できる、ちょっと崩して遊びを存分に取り入れたデザインに惹かれています。

Q2どんな所に一番魅力を感じましたか?


ミュールバウアーは帽子界でも既にとても有名なブランドだったので入社してすぐは、実は、誰でも知ってるブランドだしというような感覚であまり興味がなかったんです。”皆が知っているものは持ちたくない”的な感覚でしょうか。その浅はかな考えを覆したのはデザイナー来日で本人に直接会えたことでした。つねにチャレンジしコレクションを生み出すアイディアをもっている世界的なデザイナーにもか関わらず、ご本人はかぶるお客様のことと、そしてそれを橋渡しする私達、スタイリストたちに敬意を表して下さりました。トランクショーなど直接お客様と触れ合える来日イベントが彼自身にとってもとても興味深いということ、ヨーロッパではそんなにお客様と触れ合えるイベントなどはあまりないことで日本という国にもすごく興味をもっているところや、実際に彼がこのお客様にはこのお帽子をかぶってほしいと真剣に選んでいる姿勢をみて彼の人柄に魅力を感じました。だからいつかまた来日が叶ったらぜひ直接皆さんにも会ってほしいです。

Q3自身のコレクションの中で特にお気に入りのアイテムは?

goldie H.P.FRANCE新宿店で2度の来日パーティー、ミュールバウアー111周年の書籍の出版記念イベント、Theatre H.P.FRANCE六本木店での来日イベントと私自身4度、クラウス氏の来日パーティーに参加したのですが、その最初のパーティーでいただいたサイン入りの帽子は今でも宝物です。ウィーンの山岳地方を思わせるようなチロリアンハットのトリミングには何色もロープを絡ませ、深いオリーブグリーンの森のようなカラーはもう何年も時が経っていますが、今でも最高にかっこいいお帽子だとおもいます。
あとシンプルですが、リネンの八裂ハンチングはデニムを履くスタイリングにあわせるとマニッシュでこの形が好きです。冬に登場するファーコレクションもすばらしくって!ゴージャスなボリュームファーをつかったトーク帽はエレガントさもあり、冬のコーディネートのマストアイテムです。

Q4最後に、今シーズンのおすすめを教えて下さい


おすすめしたいアイテムは、ラビットファーのベレーなんですが、今シーズンはヨーロッパらしいグレージュのニュアンスカラーとブラックで登場しています。ラビットのふんわりした毛足を型入れしていて、一周くるりと360度まったく違うフォルムに変化します。ぜひ店頭でもお試しいただきたいのですが、かぶったらくるくると頭の上で回してみてほしいのです。その人にあわせてどこを前にするか、似合う位置も様々です。このシリーズは型入れも、糊入れもソフトに仕上げてあるのでかぶり心地もやわらかく、頭にのせただけでとってもかわいらしい表情を作ってくれます。



帽子の表面も指でおすとポコッと凹むくらいやわらかいので、好きな角度が見つかったら、形を押して変化させても楽しいです。お帽子用語に「ベレーに始まり、ベレーに終わる」という言葉があります。ベレーという形はとてもシンプルでいて様々な表現が楽しめる、上級者でも初心者でもトライしやすいアイテムであり、ブリム(つば)がないことでお顔周りもすっきりみえて一日中かぶりっぱなしでもOKな、魅力的なお帽子です。今季は「SHELTER=シェルター」というブランドテーマで、私たちを優しく、やわらかく包み込んでくれるようなMUHLBAUERのお帽子をぜひ冬のコーディネートのアクセントにいかがでしょうか。









Designer
Klaus Mühlbauer
クラウス・ミュールバウアー


創業1903年の老舗帽子店Mühlbauerの4代目として、2001年クリエイティブディレクターに就任。先代同様に帽子職人としての技術を習得。一度は家業を離れるも、技術と伝統の継承を図るべく、本格的に家業を引き継ぐ。彼の生み出すハットコレクションは、確かな技術を背景に、柔軟な発想で素材とデザインに新たな要素を吹き込み、伝統とモードを見事に融合させた。セレクトショップ”MODE MUHLBAUER”のディレクションも行い、ウィーンモードをリードする一人として多方面に活躍している。


代表取り扱い店舗
goldie H.P.FRANCE各店
Theatre H.P.FRANCE各店
H.P.FRANCE日本橋店




【SHOP Information】
goldie H.P.FRANCE 新宿店


住所:東京都新宿区西新宿 1-1-3 小田急百貨店 本館 2F
電話番号:03-5339-7661
営業時間:10:00〜20:30

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