John Derian(ジョン・デリアン)は、デコパージュという技法を用いて、プレートやオブジェを自身のブランドで展開しているアーティスト。NYのアトリエで、少数精鋭の職人によって手作業で生産されています。デコパージュとはフランス語でdecouper(切る・切り取る)を語源とする言葉で、紙を裁断してコラージュし、ガラスに糊で張り付けて、美しい工芸品を作りあげる手工芸のこと。16世紀頃、イタリアの家具職人が日本の漆器を真似て始めたといわれています。
作品に見られる“美しく、奇妙で、静かでいて、謎めいている”モチーフは、彼自身がコレクションしている古い図鑑や雑誌の図柄から用いられています。アンティークの古いカラーチャート、ビクトリアン期の影絵、美しい筆跡による書跡など。ジョン・デリアンのデコパージュは、あなたの部屋を美術館のようにしてくれます。

John Derian

ジョン・デリアンは、NYを拠点とするアーティスト。彼の原点は1983 年マサチューセッツのセーラムで開催されたフリーマーケットに遡ります。会場を散策するうち、彼は偶然古びた箱を見つけました。箱の内には、くたびれた古い書籍と2枚の紙。19世紀の年号と花の挿絵が印刷された紙を見た途端、深く興味を惹かれました。“時を経てもなぜこんなに色鮮やかなのだろう?”。この挿絵は書籍からとられたものだろうか?”この時の驚きと興味が、その後30 年以上にわたる手彩色の印刷物類の蒐集へと、彼自身を駆り立ててきました。この印刷物との出会いから数年後、「デコパージュ」と呼ばれるイタリアの古い技法を知り、古い印刷物への興味と情熱を世界と分かち合うには、これが理想的な手段であると考えました。今では毎年2 回発表するジョン・デリアンの新しいクリエイションを、世界中のファンが待ちわびています。