JACQUES LE CORRE PARIS


帽子がなくては始まらない



1985年、パリにてハットのアトリエを設立以降、常に時代を先読みしたコレクションを作り続けるジャック・ル・コー。この特集では初代デザイナーのジャックから現デザイナーの大前ますみに受け継がれるブランドの3つのエスプリをご紹介します。




Ⅰ:Artisan / アルチザン


JACQUES LE CORREの帽子は、南仏にある小さなアトリエで作られている。アルチザンの手により、サンプル制作から商品の生産まで、全てここで行われる。
14世紀に建てられた時計塔の内部を改装したそのアトリエは、独特の緊張感に満ち、静謐の中ミシンの音が絶えずリズムを刻む。
「職人の手には、その国の文化が宿る」そうJACQUESが語っていたように、フランスの文化を宿した手により、今日も帽子は作られている。

Ⅱ:Clochard de Luxe / クロシャール・ド・リュクス



1985年、オートクチュールピースを手掛けてブランドをスタートした JACQUES LE CORRE。
その後 (90年代後半) 彼が提唱したのは「Clochards de Luxe (贅沢な放浪者)」。身近な贅沢、使い古した美しさ、自由気ままな着こなし・・・、彼は全てを可能にする帽子の制作を目指した。より身近に、より自由に被れる帽子を。
特徴的なブレードハットは、形、大きさ、ボリューム、全て自在にコントロールし、表情豊かにシルエットを変える。コットンからレザーに至るまで、テクスチャーの違うブレードを巧みに操る熟練のアルチザンにより帽子に仕上げられる。

Ⅲ:Personne / 人


「主役は帽子ではありません。あくまで主役はそれを被る、人。」デザイナー、大前ますみはそう語る。
JACQUES自身、帽子は表情に変化を与えるアイテムと捉え、人それぞれのバランスを重視し、ブリムやクラウンを自在に動かせるブレードハットに拘った。それぞれの輪郭、表情に寄り添う、自身で叶えるビスポークハット。

洋服を着るように、靴を履くように、自然に、自由に、帽子のある生活をあなたらしく・・・。


 
 

 

−ITEM−