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長くに渡り人気を博しているMAYU。革新的なデザインを生み出したデザイナーの岡松さんは、今やベーシックともいえる片耳ピアスを提案した先駆者でもあります。進化するデザインはいつの時代でも新鮮さを感じ、そしていつでも側にいるような安心感を与えてくれるます。そんなMAYUを通して、デザイナーである岡松さんの人としての美しさやジュエリーへの想いを深掘りします。
 
MAYU

-選択する強さと
美しさの本質-



MAYUは、デザイナーの岡松真由さんが立ち上げたブランド。
2006年からスタートさせたブランドは、自身を表現するひとつのアートピースでもあります。先にコンセプトを作り上るのではなく自分の気持ちやその時代の空気感を吸収し表現するジュエリーは、 年代を問わずさまざまな女性に支持されています。

 
 




デザインが生まれたきっかけ

"MAYU"というジュエリーブランドを聞いたとき、ぱっと頭の中に浮かぶのはパールキャッチのピアスではないでしょうか。はじめて手に取ったときにピアスに対する固定概念が変わった方も多いはず。そんなアイコン的存在のピアスは、どんな時に生まれたのでしょうか。

 

デザイナーの岡松さん自身ピアスの穴は両耳で2つですが、片耳に2つピアスをつけているように見せれないか、と考え出したのがパールキャッチピアスが生まれるきっかけになりました。そして、色々な着用方法があることで`つける方に様々なシュチエーションを楽しんでもらえるものを作りたい`という想いもありました。 今ではスタンダードといえるような"片耳ピアス"という考え方も、岡松さんが提案したもうひとつのジュエリーの形です。選べる楽しさと自分らしさを表現してもらうえるような、自分自身で選べる楽しさを提案したのです。ピアスは両耳セットで当たり前という考え方を変えた岡松さんは、多くの女性に新しい価値観と自分自身を表現する新しい環境を与えたといっても過言ではないでしょう。
 

革新的なデザインはどれくらいの年月で作り上げられたのでしょうか。紆余曲折を経て、着想から約半年の開発期間を経て形になります。その中で職人さんとの出会いは大きく、最初はそんなことできないと門前払いされたこともあったようですが、新しいものを作り上げようとする岡松さんの情熱と職人さんの技術が重なり、パールキャッチピアスが生まれることになったのです。 今や大量に同じものが作れるようになった世の中で、量産されるジュエリーとはちがう手に取った時に感じる柔らかさは、そんな職人さんと岡松さんの手の中から生まれています。
 

 デザイナー岡松真由という人

MAYUのデザイナーである岡松さん。彼女が作り出すジュエリーは前にも述べたように女性に新しい価値観を与える革新的なものとなりました。そんなジュエリーを作り出す岡松さんは一体どんな人物なのでしょうか。 ひとつひとつのジュエリーに対してその時代の空気感や自身が感じているものを大切にしているそのさまは、まさにMAYUというブランドそのもの。ひとつひとつの作品にはそれぞれ伝えたい想いが深く詰まっています。

例えば"Rhyme"と名付けられた曲線が美しい写真のピアスシリーズの名前は、HIPHOPのライム(韻を踏む)からつけられました。曲線を少し太めにデザインにすることで、レトロな70年代のHIPHOPを連想させるようなイメージに仕上げています。また、作品とそれを見せるコレクションビジュアルもリンクしており、バンダナを巻いた三つ編みの女の子がソファーに寝そべりながら音楽を楽しんでいる姿が印象的です。MAYUは商品だけをみるのではなくタイトルやコレクションビジュアルの全てを感じることで、作り出している岡松さんのイメージやコンセプトを垣間見れるいわば大きなアート作品なのです。

 


 `SHOWROOM`という空間

岡松さんを形成する中で欠かせないものは音楽、映画、絵、建築の4つです。この4つがない自分自身や生活は想像できないという岡松さん。それはもちろん作品であるMAYUにも反映されていますが、それをみせるSHOWROOMという空間で存分に発揮されています。 今回は、6月中旬にオープンしたばかりのSHOWROOMにお邪魔させていただき、今のMAYUを存分に感じてきました。

 

まずSHOWROOM入り口から見える透明感のあるピンク色。グレーの壁色とのコントラストが美しく、ビビットな色ながら心地よさを感じます。このピンク色には実は秘話があります。岡松さんは今まで"女の子"というイメージが強かったピンクを選ぶことがありませんでした。ですが、今回のSHOWROOMの内装をイメージした際に、MAYUのコンセプトである"美しく強い女性"はこういうピンク色を臆せず選べるのではないか。と感じたようです。その時の感性で導き出したカラーは、MAYUのモノトーンというイメージに新しい風を運んできました。
 

そして、シンプルに整えられた空間には「余計なものを置かない」というルールも。ひとつひとつのものを大切にしていて、長く連れ添うようなそんな生活をこの空間からも感じてもらいたいと岡松さんは言います。とてもシンプルに見える空間の中にもブランドが大切にしている思いが込められていました。
※SHOWROOMは完全予約制ですが、月に1度一般公開しています。詳細はMAYUホームページからお願い致します。

    

こちらはアトリエのイメージになったご自宅のリビング。家の中で岡松さんが一番好きで落ち着ける空間です。


 本当に美しい女性とは
岡松さんとお話していて、何度か出てきたキーワードの中に"強い女性"という言葉がありました。 "強い女性"と言われると皆さんはどんな女性像を思い浮かべるでしょうか。岡松さんがブランドのコンセプトとしても掲げている"強い女性"とは、「芯を持っている、だがしなやかで決して折れない女性」、まさにそんな女性像です。そして"強い女性"は優しいのです。自分で生きて行く道を選び、身に付けるものや食べるもの、付き合う空間を選ぶ。「自分で決める」ということがしなやかで芯のある女性を作っていくのではないでしょうか。そして、まさにそれがMAYUであり、岡松真由というデザイナーなのではないでしょうか。

  

岡松さんのご家庭で、代々受け継がれてきたパールのリングとダイヤのネックレス。とても大切にされているジュエリーのひとつです。

 未来の自分
インタビューの最後に、岡松さんの将来像について伺いました。 将来ご自身はどんな風になっていると思いますか。 ―ものや人と接して、何かを作り続けていると思います。素敵なかっこいい女性になって好きに生きてる、でも周りと共鳴してるような女性になっていたいと思います。 将来について決めていくことも仕事をしていく上で大事なことですが、自分自身の将来については流れに身を任せて、その時その時に感じたことを大切にしていきたいです。肩に力を入れず、自分の大切にしてきたものと一緒に進んでいけたらと思います。

 
 最後に
MAYUというブランドを通してデザイナーの岡松真由さんの人となりを感じることができました。 シンプルに目の前にあるものを大切にするその姿に、MAYUのピアスを始めて手に取った時の感情を思い出しました。10年後、20年後と時が経っても、岡松さんのその考えはきっと変わることはありません。それと同じように形を変えてもなお、その時々のスタンダードとなり繰り返し手元に戻ってくる受け継がれたジュエリー、それがMAYUというジュエリーブランドの姿はないでしょうか。



 
-プロフィール-
MAYU
 

"しなやかな女性がまとう香水のように身につけた人の日常に溶け込み、 いつも生き生きとした時間を演出してくれる"MAYUのアクセサリーは、幅広い年代の女性に自分らしくある事の心地よさを感じてほしい、そんな気持ちから生まれています。

 
‐代表取扱い店舗‐
drama H.P.FRANCE新宿店
drama H.P.FRANCE横浜店
drama H.P.FRANCE梅田店

 
‐イベント情報‐
2020年5月5日〜オンライン限定セレクトスタート