D-due SPRING SUMMER 2020 "Morriña"


-2. THE STAMP-


スペイン/ガリシア地方の老舗ドレスメーカーを拠点とするブランドD-due(デ・ドゥエ)。2020年春夏コレクションのテーマは現地独自の言語ガリシア語で郷愁や土地への想いや愛を意味する「モリーニャ」をタイトルに制作。ブラジルに移り住んだ女性がガリシアで暮らす家族に宛てた一通の架空の手紙がモチーフになっている。コレクションライン第二弾として登場するのは”STAMP(切手)”のシリーズだ。手紙の一文に登場する強烈な色のエキゾチックな花をイメージした蛍光カラーのフレッシュな色合いが目を引く美しいラインナップがそろう。

THE STAMPシリーズは2月7日より、H.P.FRANCE取扱い店舗にて、2月18日よりONLINE SHOPにて展開がスタート。
スタンプという言葉からイメージされた丸いドットをアートのようにステンシルして描いた大胆なスカートや花のモチーフが鮮やかに広がるこのラインナップ。うす水色のストライプ乗ったピンクのドットはなんとカットジャカードで表現されており、D-dueらしい細かいこだわりが感じられる。
腰の辺りに大胆に配置された切手のプリントはデザイナーのアルフレドによるオリジナルのデザイン。淡い色合いの柔らかいテキスタイルに蛍光ピンクが涼やかなスパイスとして存在する上品なカラーリングが目に嬉しい。


BRAND VALUE vol.2 "STUDIO"



デザイナーの一人、アルフレド・オルメドは元々ファインアーティスト。洋服のデザインができるパートナーを探していたチャロが偶然ギャラリーで運命的な出会いを果たし、履いていたスカートに絵を描いてもらったことから二人のコラボレーションはスタートした。美術大学でも教鞭を持つ彼らが生み出す作品は非常にコンセプチャルで芸術的なプロセスを用いている。文学、アート、グラフィック、建築・・・各コレクションはこれらに影響を受け、とても詩的でアイロニックに再構築され、アーティスティックでクリエイティブの源となるようなコンセプトへと仕上げられる。デザインのプロセスは通常のテキスタイルの肯定を超えて、ファインアートのような感覚で、布をまさに「画家のキャンバス」のように見立てて行われる。今回のコレクションでもブランドのアイコンである「手描き」のディティールやSTAMPのシリーズで使われたステンシルなど、1点物に近い価値を持った技法が多く使われている。