D-due SPRING SUMMER 2019 ''Festival Day''


-1st scene Misa-


スペイン/ガリシア地方の老舗ドレスメーカーを拠点とするブランドD-due(デ・ドゥエ)。2019年春夏コレクションのテーマは毎年7月に行われる海の守り神、聖母カルメンを祀ったお祭りとその祝祭の日。コレクションライン第一弾のシーンはこの祝祭の日の始まりを歌うイベント「Misa(ミサ)」。人々は聖なる日の朝、いつもよりも早く起きて厳かに支度をはじめる。一家に代々受け継がれる最も貴重な伝統衣装を身に纏い、教会へ行って行われるミサは、毎週日曜日に行われるそれよりも盛大に行われる。

Misaシリーズは1月18日より、H.P.FRANCE取扱い店舗にて展開がスタート。
D-dueの服は大西洋を望むリアス式海岸の語源になった入り組んだ地形に囲まれた、スペイン北西部、ガリシア地方の小さなドレスメーカーで作られる。1920年代から縫製業と漁港で産業を支えた歴史的な背景を持つこの地では、人々が豊かな海や自然に対する礼賛の気持ちを持って生活している。
ガリシアの大自然を思わせるこのスカートの印象的な植物の模様。実は本物の植物を置いた布に、胡桃の染料を直接スプレーすることで描かれている。
ガリシア地方にはサンティアゴ・デ・コンポステーラと呼ばれるキリスト教巡礼地の最終地点となる教会があり、人々が信心深く、優しさに満ちた生活をしている。
淡い朝の光を感じさせる、ピンクのベロア素材は古くからよそいきの服に使われていた高級素材をイメージしたもの。綿麻で夏向けに作られたこの素材はこのMisaのカテゴリーで最もコンテンポラリーなテキスタイルとして使用され、かつ挑戦的な素材として選んでいる。リバティーの花柄の素材はミサに行く早朝に咲く花を思わせる。
洗いをかけてアンティークのような仕上げをしたコートにはブラウスやドレスに使われたポケットのディティールの跡が日焼けのように残る繊細なディティールが特徴的。
麻の糸の特徴的なハンドステッチのディティールは聖母カルメンの日の朝、ミサをしに教会に行く際に着られる伝統衣装をイメージし、祖母から母へ母から子へと受け継がれ、リペアされ、大切に着られている、というストーリーを表現したもの。洗いをかけた後にコートから外されて使われたポケットには、デザイナー、アルフレドによる手描きのイラストが描かれている。
ガリシアの随所に祀られている、聖母カルメンの像。
Misaシリーズの洋服には随所にこの聖母カルメンの御札がプリントで表現されている。