11月8日(木)に青参道のH.P.DECO(エイチ・ピー・デコ)にて開催した「ASTIER de VILLATTEとH.P.DECOのクリスマス、そして新作披露」のオープニングパーティーではたくさんの方々にご来場頂きました。
今回のイベントでは、世界初披露となるアッシュ・ペー・フランスとの共作「コレクション・バンシャク」のほか、新作の白い陶器、世界中から選りすぐった色とりどりのオーナメント、1921年詩人リルケの支援によって出版された、10歳のバルテュスが愛猫との日々を自らの絵で綴った物語「MITSOU(ミツ)」を忠実に復刻した新版などを取り揃えました。
オープニングパーティーには、デザイナーの、ブノワ・アスティエ・ド・ヴィラットとイヴァン・ぺリコリが来日し、日本酒を片手に共に大切なひとときを分かち合いました。

COLLECTION BANSHAKU


この度、アスティエ・ド・ヴィラットと、H.P.FRANCEの創立者である村松との共作「コレクション・バンシャク」を世界初披露しました。“晩酌”をテーマとした18種類の白い陶器は、日本の古き良き時代の習慣を彼らのテイストで新たに表現することで誕生しました。このコレクションには、日本社会の変遷につれて進化してきた“晩酌”という素晴らしい文化をこれからも尊び、「コレクション・バンシャク」が歓びを分かち合う大切なひとときの食卓に在るように、という3人のささやかな願いが込められています。



イヴァン 今回のコレクションで、この四角い小鉢は特に日本的な形だと思います。また、フランスのエスプリを与えたくて、丸皿などには脚をつけました。とても気に入っています。そして特に気に入っているのは、やはりこの徳利です。一見シンプルに見えますが、上から見ると花のよう。不思議なフルーツのような形で、1番時間をかけて作りました。

ブノワ 例えば、これまでの私たちが作って来たフランスらしいコレクションのカップ&ソーサーの、ソーサーだけを使って、小さな料理を盛り付けて、コレクション・バンシャクに添えるのもいいのではないでしょうか。

イヴァン 近頃フランスでは、日本食のような小さなお皿に少しずつ盛り付けるのが主流になってきています。ディナーよりもアペリティフに重きをおくようになってきました。昔はピーナッツとワインなどとても簡単なものでしたが、今では様々な種類、産地のものをたくさん用意して楽しむようになってきました。それは、フランスで活躍する日本人の影響がとても強いと感じています。
そして、そういった日本式アペリティフを楽しむのに今回のコレクション・バンシャクはぴったりです。

ASTIER de VILLATTEとは



Stephen Kent Johnson


食卓の上で凛とした存在感を放つ純白の釉薬を纏った器は、パリ唯一の陶器工房で18世紀パリの手工芸を継承すると同時に、エスタンパージュと呼ばれる技法を現代のテイストで蘇らせ、伝統とモダニズムを融合させています。古い器や忘れ去られたオブジェからインスピレーションを受けて、職人が残す「跡」を大切にしています。
また、イヴァンとブノワの思い出の町や焦がれ続けている未踏の地の名を冠したキャンドルとインセンスは、世界中の魅惑的な場所へと、私たちを誘います。著名な調香師によって制作されたASTIER de VILLATTEの香りのコレクションは、記憶と想像力を刺激しながら暮らしを鮮やかに彩ります。