ドイツ・ベルリンから発信されるハンドクラフトの高いテクニックとウィットに富んだデザインを施した陶芸ブランド Kuhn Keramik(クーンケラミック)。
「完璧さは、単純すぎます。完璧なものや、一切の欠点のない人は、ただただ退屈なだけです。どこかに欠けや、喜びがあって、物事は面白みを持ち始めると思います。 混沌は全ての基盤で、始まりなのです。私の作品は歪んでいて、進化の始まりなのです。」
そう語るのは、デザイナーのベルンハルト・クーン。クーン・ケラミックの世界はまるで魔法のようで、ゆがんでいて、風変わり。
まるでルイス・キャロルの”不思議の国のアリス”のような数学的にひねられた世界は、しばしば斬新で、変わったモノの見方を手助けしてくれる。バロック時代の宮中生活、豊かで魅力的な「黄金時代」からの風刺的な引用が、 クーン・ケラミックの作品の軸となっています。