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香りの旅路へと誘われる
-ASTIER de VILLATTEのインセンスコレクション-



思い出の町や焦がれ続けている未踏の地の名を冠した、アスティエ・ド・ヴィラットのインセンスコレクション。すべてのインセンスは、神戸の沖に位置する、気象条件に恵まれた淡路島で製造されています。千年に渡り親から子へと、「香師」だけが熟知する代々継承してきた伝統工法を用いて手作りされています。

香木やハーブなどの植物、植物樹脂、香料で構成される天然由来限定の原材料を調合。長時間しっかりと圧をかけながら粘土状に練り上げ、その後 2週間休ませて香りを浸透させます。この粘土を手作業で細長い帯状に伸ばし、裁断。西風に3日間当てて乾燥。次いで、棒状にしたお香を束ね、美しく洗練された佇まいのボックスに収めます。1箱 125本入り。燃焼時間各30 分。


その土地に実在する香り、あるいは空想上の香りを閉じ込めた、心地良い香りを放つインセンスが、記憶と想像力を刺激しながら暮らしを鮮やかに彩り、香りの旅路へと誘い出してくれるでしょう。 


 
 
 
 
 

FRANCE


OPERA


蜂蜜、蜜蝋とワックスがけされた木

豪華絢爛たるオペラ・ガルニエ。大ホールの床は、蜜蝋で磨きあげた見事な板張。その上で繰り広げられるバレエのダンス−アントルシャ、パ・ド・ドゥ、ロンド・ジャンプ。フォワイエの壁面を飾る贅沢な木材細工は、オペラ座の屋根へと続く。屋根の上には養蜂場。ふんだんに蜂蜜が収穫される巣箱から、蜂蜜の香りと蜜蝋に染み込んだ花の香りが流れ出す。ほのかに香るサンダルウッドと安息香が、魅惑的な調和をさらに昇華させる。
 
 
 
 
 
 

SWEDEN


STOCKHOLM


薬草

パステルカラーと黄土色に塗り尽くされた旧市街地。複雑に絡み合う、曲がりくねった石畳の路地にひっそりと佇むのは、かの有名な「スウェーデン万能薬」の店。グスタフ2世はバイキングの戦士たちを無敵にするため、その秘薬をたっぷりと飲ませていたという。小瓶から溢れ出てくるのは野生植物、クローブ、ラベンダー、ミルラ、ベチバー、クラリセージの比類なき香り。
 
 
 
 
 
 

SOUTH ASIA


DELHI


インドのお香

旧市街の只中で、スパイスの香りに身を浸す。細い路地、密集する住宅の狭間、加熱された空気の中を彷徨えば、陶酔を誘う無数の香りが鼻腔をくすぐる。キンマ、安息香、ムスク、ミルラ、突然放たれるスモーキーウッド、湧き上がるバニラ、ハーブとユーカリのビディ(巻き煙草)の香り。
 
 

NAMCHE BAZAR


ブラックティーとバーベナ

ブラックティーから香り立つのは、乾燥した干草と微かなタバコやスモーキーなノート。さらに心地良さを加えるのが、フレッシュなバーベナとアロマティック・ラベンダーでやわらげたパチョリ、マテ、ムスクの香り。
 
 
 
 
 
 

JAPAN


AWAJI


ウッドとイモーテル

日本古来の伝統技法を用いて淡路島で製造されたお香からは、煙の渦と共に流木や樹脂、ジャスミン、そしてイモーテルの繊細な香りが広がる。古い言い伝えによれば、浜辺に漂着した流木の幹を島民が燃やしたところ、酔いしれるほどの見事な香りが立ちのぼった。のちにその沈香を天皇に献上したとされている。
 
 

YAKUSHIMA


屋久杉

屋久島の神秘的な原始林。樹齢千年を超える杉が聳え、希少な苔と野生のツツジに覆われている。屋久杉の巨大な幹、腐葉土、脅威的な密度で青々と生い茂る植物、清らかな滝、その全ての息吹から放たれるのは、素晴らしく心地良い、純粋に植物だけの香り。
 
 
 
 
 
 

BALTHUS


ATELIER DE BALTHUS


テレピン、ウッド、タバコ

まるで時が止まったかのような、総木板張りの画家のアトリエ。青々とした夏のアルプス山岳牧草地の風景が広がる北向きの大きなガラス窓からは、ふんだんに射し込む光がまるで粉のように、筆、パレット、絵の具のチューブや缶、下描きしたキャンバス、リンシードオイルが滲みこんだままの布に降り注ぐ。テレピンエッセンシャルオイルに混じり、タバコとシダーウッドのスモーキーノートとウッディーノート、そして蜜のように甘い香りが空気中を漂い、陶酔を誘う。
 
 

GRAND CHALET


菩提樹

スイスアルプスの高原牧草地に囲まれた小さく平穏な村の中心に、威風堂々と佇む木造建築「グラン・シャレ」。美しい自然と清新な気候に恵まれたこの地に、バルテュス画伯が構えた終の棲家。画伯を魅了したのは、牛乳と蜂蜜の香りや、アトリエを囲む菩提樹の老木から漏れる微かなシトラスの香り。そして今再び、画伯が愛した香りは美しき思い出のごとく蘇り、「グラン・シャレ」に沁みわたる。
 
 

VILLA MEDICIS


公園の木々とヴィラの石

大きく開かれた窓から、ローマの街並みを眼下に臨む芸術家たちのアトリエに沿って、「ヴィラ・メディシス(ヴィラ・メディチ)」の壮麗な庭園が広がる。この出会いと瞑想の理想郷で宿泊研究員たちを歓待するのは、レモンの木の葉やラベンダー、オレガノの花の繊細な香り。大気を揺らすのは、周囲に聳える背の高い杉のウッディーノート、そして太陽の熱を帯びた古い石材の、えも言われぬ香り。