

Lamp harajuku では2000年のオープンより20年間、minä perhonen をお取扱いしております。懐かしのテキスタイルからはじめましてのテキスタイルまで出逢うことができ、時にはここだけの特別な出逢いも。そして今年の8月は minä perhonen のテキスタイルをモチーフにしたウィンドウディスプレイで皆さまをお迎えし、期間限定でのアーカイブコレクションの展開や、秋冬コレクションの予約会で、お客さまお一人お一人へパーソナルなご提案をさせていただきます。
MESSAGE
Lamp harajuku とミナペルホネン
何かを想う時、その時の経つのが早く感じるのはその想い出がとても楽しい日々であった からだと思っている。Lamp harajuku がもう 20 年の月日を重ねてきたことオープンした時 の記憶の鮮明さの狭間にタイムスリップしたような不思議な感覚になるのはこれまでのお 互いの楽しく、そして深い敬意のもと続いてきた関係性からだろう。まだ minä perhonen が minä だった頃に米山さん*と出会ったことから始まっている。 まだ始めたばかりで小さなコレクションを発表していた minä を米山さんは見つけてくれ た。それも小さな花をそっと摘むように私達のものづくりを大切に選びお店で扱ってくれ ました。時代はセレクトショップが競って海外の新しいブランドを発掘して店頭に並べて いる時代、日本の新しいブランドにはその門が狭き門でチャンスの少ない頃でした。そんな 時、米山さんのバイヤーとしての視線はクリエーションに対して公平で温かくそして独自 のものでした。その時の出会いがどれほど僕を勇気づけ、その後の力になったかは言葉にで きないほど大きなものでした。その視線はそれから 20 年以上の時を経た今も変わらずそし て互いの信頼は深まっています。ビジネスという尺度の前に人と人が信頼するという土台 の上にデザインがあるということはとても幸せなことです。Lamp harajuku が 20 年の時を 重ねた今もそれぞれのブランドやクリエイターと信頼を重ね、お客様へデザインの喜びを 伝え続けていることがこのお店の世界観であり、空気感であると思います。ここを訪れる人 とデザインの出会いはその世界観の中で大切な記憶となってお客様の心に残るでしょう。 そしてこれからもその温かな存在が⻑く続き、世の中の喜びの火を灯す Lamp harajuku で あることを願っています。
*米山さん . . . 米山えつ子 : Lamp harajuku バイヤー兼ディレクター ( 現 : 矢野悦子 )
minä perhonen デザイナー 皆川 明
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