-Art de Vivre-


花器から見出すアート感のある暮らし


フランス語で“Art de Vivre”という言葉があります。「生活の中の芸術」という意味で、日常生活を美しく快適に送るライフスタイルのこと。それは例えば、殺風景だった部屋に一輪の花を飾ること。その花の芳しい香りに気づいたり、色彩の美しさに目を奪われたりすること。日々の暮らしの中に散りばめられた、何気ないコトやモノに目を向けて過ごすことで、いつもとは異なる発見が心に潤いをもたらし、より一層生活を楽しむことができます。そんな丁寧な暮らしには欠かせない、様々なクリエイターが生み出す花器と花のオブジェをご紹介します。
 

 
 
 

-Tsé&Tsé associées-


Tsé&Tsé associées(ツェツェ・アソシエ) ツェツェ・アソシエのデザイナーのカトリーヌ・レヴィとシゴレーヌ・プレボワは1984年にパリの国立工芸学院で出会い,意気投合して一緒に制作活動をはじめ,1992年に「ツェツェ・アソシエ」社を設立。ブランドの代表作であり,デビュー作の「四月の花器」は,パリのポンピドゥーセンターの永久展示品とされています。数々のユニークな商品を生み出し,パリを中心に世界で一躍人気のクリエイターになりました。彼女たちのクリエイションは,デザイナーの2人がパリで日常的に出会うさまざまな素材から膨らませたイメージ,ヨーロッパ各地やアフリカ,とりわけ日本やインド,トルコなどの旅先で得たインスピレーション,そして,そこで見つけた「宝物」から発想されたユニークなものばかり。数々のヒット作を生み出した今も尚,その想像力は留まることなく,世界中の人々のインテリアへの好奇心を刺激し続けています。
 
 


 
 

-La Soufflerie-


パリに工房を構える手吹きグラス・ブランド。デザインを手掛けるのは,アーティストのSebastien(セバスチャン)。一年のうち4月から7月の間にしか火を入れない工房では,この期間,集中的にひとつひとつ丁寧に作品が生み出されています。セバスチャンの作品には,オリジナルのデザインの他,フランスで昔から愛用されてきた陶器などの「形」に着目し,その素材をガラスに置き換えたコレクションがあるのも特徴の一つです。セバスチャンは,それらは「残していかなくてはいけない形」だと語ります。ひとつひとつ異なる表情をもつ,感性の赴くままに吹き上げた渾身の作品は,いわば全てが1点ものといえる唯一無二の美しいコレクションです。
 
 

 
 
 

-La Soufflerie Color Glass-


ラ・スフルリーの空色、森の緑、陽の光の色など自然からインスピレーションを受けたような、色彩豊かな吹きグラス。愛着を感じる歪なシルエットや気泡のきらめきは、光を通すとより一層魅力的です。
 
 

 
 
 

-ASTIER de VILLATTE-


陰影のある白が植物本来の美しい色を引き立ててくれるアスティエ・ド・ヴィラットの白い花器。季節の花や枝葉をラフに生けるだけでも絵になるアイテムです。オブジェのような存在感は空間にアクセントを与えてくれます。
 
 

 
 
 

-LIVIA CETTI-


植物,静物のスタイリストとして,また作家,クリエイティブ・ディレクターとしても活躍している,アメリカのペーパーフラワー作家の一人であり,美しい薄紙とクレープペーパーを用いた先端的な作品で知られています。サンフランシスコ芸術大学で美術を修学しながら,何人ものフローリストの下で経験を積み重ね,現在では世界的な広告のスタイリングに多く携わっています。JOHN DERIANやASTIER de VILLATTEをはじめ世界的なアーティストからも注目を浴びています。