2019年秋冬コレクションPRESS × BUYERトレンド対談PART1
~自分流スタイルで格上げするネオクラシックに注目!~



アッシュ・ぺー・フランスのプレス 江間とバイヤー 斉所が、
2019年秋冬のトレンドを取り入れたコーディネートやおすすめのアイテムをご紹介。





今シーズンの大きな柱は、クラシック・エレガンスへの回帰。ここ数年続いたカジュアルなストリートモードの流れが終わり、各ブランドがそれぞれの切り口で50,70,80,90年代を表現した新しいクラシックスタイルを提案している。ますます多様性やジェンダーの問題意識が世の中に浸透している中で、今の時代にフィットした、ありのままの女性らしい生き方が実現できるところまで到達している気がします。
消費が落ち込む近年はビッグメゾンのデザイナー交代が激しく、政治不安や世界情勢によりファッションのマーケットは戦々恐々としている。そんな時代背景だからこそ、古きよきブランドが華々しかった時代への憧れや、もう一回原点のスタイルを見つめ直す流れがあるのかも。
中国やアフリカなど世界を旅するように各地をテーマにしてきたJAMIN PUECHも、今回は原点であるパリがテーマとなっています。
 
 

PROFILE


H.P.FRANCE PR 江間 亮子(えま りょうこ)
90年代の「フレンチスタイル」ムーブメントの洗礼を受け、一歩でもフランスの文化に近づきたく、96年にアッシュ・ペー・フランスの門戸を叩く。以降ファッションの持つ魔力に囚われて、「伝える人=PR」であるべく奮闘中。

H.P.FRANCE BUYER 斉所 素子(さいしょ もとこ)
2005年、アッシュ・ペー・フランス入社。goldie H.P.FRANCE新宿店にて販売、5年間の店長職を経て、H.P.FRANCE SHOWROOMバイヤーに。年間4回パリ、ロンドン、ミラノなどヨーロッパ出張へ出向き、独自の感性と受信力で新しいトレンドとニュークリエイターの発掘を行う。現在は、goldie H.P.FRANCEのバイイングも手掛ける。




KEYWORD 1. ミニバッグ


江間 小さいバッグと言えば、エレガントな女性の象徴。加えて、キャッシュレス化が進む社会的背景もあり、みんなが本当に小さいバッグを持てるようになったという後押しもあり、今シーズンは本格的にトレンドの要素として評価されている。

斉所 今季はJAMIN PUECHのバッグが大活躍な予感ですね。後続のJEROME DREYFUSSやNICO GIANNIといったアッシュ・ぺー・フランス既存のブランドも、こぞってミニバッグを出しています。

江間 JAMIN PUECHはアートを日常に持ち込むための一つのスタイルを確立していて、もともと実用性よりもデザイン性に特化したブランドでした。働く女性のキーワードとして大きいバッグが一斉を風靡したけれど、時代の流れで最早「バッグが実用的でなければならない」という概念が薄れ、魅せるためのバッグが台頭している。今シーズンはみんなこぞってJAMIN PUECHのバッグを持ちましょう!

斉所 パリやミラノへ出張に行くと、小さいバッグを持つファッション関係者を本当に沢山見かけます。みんな、スニーカーやデニムといったラフなスタイルにあえてミスマッチな小さいビジューバッグを合わせるなど、アクセントとして目立たせている。元来のクラシックスタイルは、ヒールにドレスを合わせると思いますが、今は自分なりの着こなしに小さいバッグを取り入れるのが今年風。全部アップデートする必要はなく、普段のコーディネートにアクセサリー感覚でトレンドの小さいバッグを加えると良いと思います。

江間 そう、どこかに少しクラシックな要素が入っているだけで今年らしくなりますね。
 
 
 


KEYWORD 2. ロングブーツ

江間 ロングブーツの登場は久しぶりですね。コレクションでも話題をさらったCELINEのBCBG(70年代の上流階級のお嬢様)風な、キュロットにロングブーツを合わせるフランス風トラッドスタイルが印象的。今シーズンはクラシックな乗馬風ブーツから、グラムールで少し細身のサイハイブーツまで様々なデザインが出ています。ワンポイントでロングブーツを投入するだけで、トレンド感がアップしそう。

斉所 Rupert Sandersonは70年代風の上品なロングブーツを提案。あえて裏地にゆとりがでるように柔らかいヌバックを使用しているので、くしゅっとゆとりを持たせた履き方をすると今年らしいスタイルに。

江間 ネオクラシックのポイントとして、「決めすぎてはいけない」ことが重要。どこかに外しが必要なので、上品なキュロットとジャケットのスタイルに不良風サングラスやパンク感のあるスタッズのアクセサリーを合わせたり、ブーツはスラウチーな感じで外したり。自分流のコーディネートで今年流にアップデートしたスタイルを楽しんでいただきたいです。
ブーツ RUPERT SANDERSON ¥110,000+TAX(9月中旬~末入荷予定)
 


KEYWORD 3. ボウ & スカーフ

斉所 リボンって最近避けていたけれど、久しぶりに見るとやっぱり素敵ですよね。

江間 首元がかなり華やかになるので、抵抗がある人も多いはず。ボウタイはチャレンジしてみたいアイテムだけれどなかなか勇気がいる、という方にはアレンジが効くスカーフがおすすめです。自分の顔周りに合わせて、マニッシュにきつく締めたり、華やかにふわっとさせたり、ボリュームをコントロールできる。

斉所 JANE CARRは、光沢感を抑えた織りのシルク素材のスカーフを出していますが、華やかになりすぎない落ち着いた素材は使いやすそう。ちなみに、ボトムスはどのように合わせるのが正解ですか?

江間 コレクションを見ていると、ジーンズでカジュアルダウンするよりは、全体的にきれいにまとめるスタイルが今年風。あまり抜け感を出しすぎず、例えばサングラスなどワンポイントでどこか一箇所だけ外すイメージかな。
 
 
 


KEYWORD 4. 2019秋冬版アクセサリーコーデ


江間 アクセサリーは外しのアイテムとして取り入れるのが今年風。例えば、ベーシックなブラウスとジャケットのスタイルに、ハード目のゴツゴツしたネックレスやボリュームあるイアリングを合わせてみたり。存在感あるアイテムをどこかに一箇所に投入し、抜け感を出すイメージです。
今シーズンは、ロングブーツ同様にロングネックレスも復活。一時期のチョーカーブームも収まって、今シーズンは首に近いところより、胸回りにだらんと垂らして重ねづけする昔ながらのスタイルに。大振りピアスは、ぼてっと耳に固定するものが多かったけれど、今年はアシンメトリーやフリンジタイプなどゆれるデザインが主流。

斉所 クラシックスタイルにミスマッチなアクセサリーを合わせることで、スラウチーな抜け感が演出できますね。廃棄された素材でバッグを作るサスティナブルブランド CARMINA CAMPUSからは、5本指の靴下で作ったキーチャームも登場しています。小さいバッグやゴージャスなファーに、こういうギークなアイテムを加えて、クラシックにまとまり過ぎないように外すのもおすすめです。
 
 
 

TREND COORDINATE

 
ネイビーにゴールドボタンのトラッドな印象のシャツワンピースを、今期はスカーフをボウタイ風に合わせてブラッシュアップ。
スカーフ一枚で様々な雰囲気にスタイルチェンジが楽しめます。
ピアスはゆれるタイプが気分です。
 
 
 
トレンドのロングブーツには、長め丈の透ける素材のワンピースをチョイス。
足元にはボリュームを持たせつつ、小さなバッグを合わせることでコーディネート全体のイメージが軽くなります。
上半身が間延びしないよう、アクセサリーはボリュームのあるMEDECINE DOUCEのロングネックレスでバランスを整えて。

ブーツ RUPERT SANDERSON ¥110,000+TAX(9月中旬~末入荷予定)

 
 

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