天然石とメタルのボリュームあるデザインと、大人の女性らしい雰囲気が人気のイタリアのジュエリーデザイナー「ダニエラ・デ・マルキ」


2000年に自身の名前を冠したジュエリーブランドをスタート。2009年には、ミラノの中心DOUMOにほど近いPIATTI通りにブティックを構え、常にお客様と身近な関係でありたいというフィロソフィーからアトリエを併設している。2017年にはミラノに3店舗目をオープンさせ、ミラノの女性たちから絶大な信頼を寄せられている。
ミラネーゼたちは、特別な日にこのブティックを訪れ、それぞれの思いに合わせてジュエリーを選ぶのだ。

彼女のジュエリーと言えば、「Dropage(ドロパージュ)」と呼ばれるテクニックで作られた、独特な質感とカラーが印象的。
鋳型で象ったブラス、シルバーやブロンズにエナメルで色を施し、磨き上げることで、独特の質感に陰影が生まれる。そこに、自然が作り出した美しい色合いの半貴石を組み合わせることで、より力強く、美しい女性像を作り上げる。

このドロパージュは、デザイナーの造語で、英語の“Drop”から名づけられた。
インスピレーションは花や葉の上にある小さな露の雫からだった、とダニエラは語る。このテクニックは、デザイナー自らロストワックス技法を使い作り出したもので、コレクションを追うごとにその造形は進化し続けている。すべては、ミラノのアトリエでひとつずつハンドメイドによって熟練の職人たちによって制作され、シンプルな幾何学モチーフから、時には花やサンゴなどの自然のモチーフに至るまでその表現は広がりを見せて続けている。