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2020.12.30
鈴木隆 ‐蜜柑灰釉-
こんにちはdrama日本橋店でございます。
draman日本橋店では1月2日~1月14日でNEW EVENTがスタート致します!
普段はジュエリーを多くご紹介させて頂いておりますが、dramaの顧客様は完成豊かな方が多くいらっしゃいますので、
是非また違うジャンルで素敵なものをお届けしたいと思い、新年にぴったりな「陶器」をご紹介して参ります。
~鈴木隆~
小田原に生まれ独学にて陶器を作り始め、現在も小田原を拠点に創作活動を続けている作家さんです。
鈴木さんの作品の中で特徴的なのが、ミカンの剪定で切り落とされた枝の灰を利用して作る釉薬、
「蜜柑灰釉」を使用して作り上げる作品です。
木の種類によって焼き上がりが全く違うそうで、蜜柑の木だからこそこの様な鮮やかなブルーに焼き上がるそう。



後から塗料を足されたわけではなく、蜜柑灰釉によってこの様な焼き上がりになるそうです。
器の底にたまる輝き溢れるパライバブルーがとっても素敵ですよね。
光に当たると天然石のように輝き、落ち着きもありつつ感性をくすぐられる器です。
また先ほどに変わってもう少し落ち着きがあり、モダンな雰囲気が素敵な青甕の器。



蜜柑灰釉とはまた違う質感や模様ですよね、青い釉薬に貫入が入ったものが青甕の器です。
また貫入が何重にも見えることから貫入青甕といい、貫入が氷が割れているように見えることから氷烈貫入といいます。
青甕の器は深い青色を出す為に僅かに鉄分が含まれた釉薬を4・5回に分けて厚掛けしますが、釉薬が厚い分土の部分を薄く作らなければならず、焼成の段階で割れてしまうこともあるそう、、、。
しかし鈴木さんはその難しさにも惹かれ、試行錯誤しながら創作を続けられているそうです。
近くで見ると魚の鱗が何枚も重なり合っているようにも見え、情緒もありとても素敵な器です。
今回のイベントでは、茶器や花器また食器など幅ひろくご用意しております。
新しく始まる1年を飾る器は、ご家庭用はもちろん贈り物にも魅力的です。
是非新年1回目のイベント楽しみにお待ち下さいませ。
2020年も残り僅かとなりましたが、皆様どうぞ良いお年をお過ごし下さいませ。
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店頭ではスタッフの検温、マスク着用、商品やディスプレー、着用時の消毒を徹底し、ソーシャルディスタンスを守りながら営業して参ります。
皆様に少しでも安心してお買い物を楽しんでいただけるよう努めてまいります。
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