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2018.11.17
赤い薔薇 青い海  
ごきげんよう。

横浜店のKaidaです。
舗道に落ち葉散る季節となりました。
いかがお過ごしでしょうか?



今週の印象的なお客様をご紹介。
共通するのは鮮やかな赤の色のコーディネート。






素敵な赤いコートに手元はIOSSELLIANIのALBA(8連リング)とAPROSIO&COのブレスレットをさりげなく組み合わせていらっしゃました。
横浜店のおしゃれ番長のお客様のひとり。




こちらもパワフルな横浜の顧客様。
先月購入された新作のJAMIN PUECHの新作を組み合わせてアディダスと合わせてのコーディネート。

赤の着こなしで、ただ見ているだけで私も元気を頂きました。赤のオーラの効力かもしれません。 




「次回はこれを買うわよ!」と御宣言。
個性的なアイテムも自然な感覚で取り入れられる素敵なお客様です。


赤いといえば、一輪の赤い薔薇のSUSANNAH HUNTERのバッグを思い出します。














一輪の大輪の薔薇をみるとリルケの詩や「星の王子様」を連想してしまいます。 今回はリルケの詩をご紹介します。
花の女王といえば薔薇。
古来から多くの詩人たちに歌われてきました。


花屋を通り過ぎると一輪きりの存在として、それだけで華があるのは薔薇以外にはありません。
個であり孤独なひとつの薔薇ほど印象深いものはないでしょう。



          [ただひとつの薔薇・・・]


たったひとつの薔薇 それはすべての薔薇
そしてこの薔薇だ  唯一無二で代わりうるものはない。
それは完璧な、しなやかな言葉が
ものたちの織り成なす言葉に縁どられている。

どのように語ることができよう 薔薇がもしなければ
わたしたちの希望であったものを
そしてたえず発とうとするその出発のさなかに訪れる
やさしく甘美な間歇(かんけつ)を



          〔Une rose seule...〕

Une rose seule, c'est toutes les rose
et celle-ci :l'irremplaçable,
le parfait, le soupe vocable
encardré par le texte des choses.

Commeent jamais dire sans elle
ce que furent nos espérances,
et les tendre instermittences
dans la partance continuelle.

(Les Rose VI)
Rainer Maria Rilke




赤と対極になるものは青。

秋冬のJACQUES LE CORREは海のイメージを感じる鮮やかなブルーが登場。








        












                 〔わたしの耳は・・・〕
わたしの耳は貝殻だ
海の音の好きな貝の殻
               (カンヌⅤ)
               ジャン・コクトー


〔Mon oreille〕

Mon oreille est un coquillage
qui aime le bruit de la mer.
                  (Cannes V)
Jean Cocteau
















                   〔屋根をすべりおちていく・・・〕
屋根をすべりおちていく
      スレートの一枚一枚に
          詩が
           書き記されていた

樋(とい)はダイヤモンドに縁どられている
             鳥たちがそのダイヤモンドを飲む
                              (ピエール・ルヴェルディ)


〔 Une rose seule...〕

Sur chaque ardoise
qui glissait du toit
on
avait écrit
un poème


La gouttière est bordée de diamoants
les oiseaux les boivent
Pierre Reverdy




屋根の傾斜をイメージした改行やダイヤモンドが鳥に呑み込まれる世界を生き生きと表現しています。


ルヴェルディは南仏のナルボンヌ生まれ。 20歳で印刷工で校正の仕事をしながら詩人として活躍します。
アポリネールやピカソ、そしてブラックらとともに前衛的な芸術活動を推し進めます。

その思想の一貫として彼は改行や行間、そして余白を効果的に駆使する方法を特徴としています。


「ダイヤモンドのような水滴」ではなく「ダイヤモンド」と表現するのが詩人。世界は水滴はダイヤに変わるのです。

もうすぐそこにはノエルの季節。 

ぜひ「ダイヤモンド」のような輝きを放つ年末をおくりましょう!


それではまた次回までごきげんよう。