
emi takazawa の新作 月泪 と 明泪
昨日は、風邪も 疲れも 相俟って
一歩も外に出ず 引きこもっていました。
私なんかが引き篭って生まれるものは無く
引き篭っていても、ただ消費するだけ。
インターネットから抽出される情報と ツィッターから流れ続ける近況と。
録りためたお笑いを見て笑って。
この世の霞を喰う感じ。
恵美さんは、2009年 桐生から横浜に引っ越してきました。
見知らぬ街 昭和の借家をアトリエに 愛犬シルクと2人きり
引き篭っていると、思います。
そういう空気が、アトリエに溜まっていました。
一人と一匹で 今までのこと、これからのこと、考えて、考えて
ぐるぐる巡ることが、一旦 別れに向かう黒い渦となり、
でもまた 巡りあう喜びや新しい季節の訪れが優しい桃色を生み
そうやって 感じるものを刺繍に刺して
この春の恵美さんの 素晴らしい新作が生まれました。
恵美さんが 作品とともに 私にくれた言葉たち。
今回の作品一連のテーマが 流れるように繋がります。
流れるもの 巡
流れてしまうもの 泪
流れてないもの 郷
流れてほしくないもの 祈結
流れの先にあるもの 一分咲
作品と共に ご覧下さい。
巡
たくさんの出会い たくさんの別れ
泪
ほろり 頬をつたう 一粒の泪
陽泪 光泪 太陽の光のように とめどなく溢れてくる 泪
月泪 明泪 月の明りのように 静かにしっとり流れる 泪
郷
時が流れても 自分がどこに流れていっても
いつでもそこにある 郷 ふるさと
祈結
愛しい命たちの幸せ
流れ去らぬよう 祈り ほどけぬよう 結ぶ
一分咲
季節や時の流れと共に 少しずつでも成長していきたい
一分咲は 芽となり 光となる。
光
ブルーの目を持つアマン は マラケシュに住む幸せ猫。
「アマン」はアラビア語で「水」の意味。
月夜にその目から おまえもポロリ泪なの、そうなのー?







