8月21日(木)
昼食。①com・pose+H.P.FRANCE BoutiqueのFさんと青山通りにある野菜をメインにしたレストランでランチとなる。以前からFさんに話を聞いていたので、どんなものかと期待して向かう。8月もすでに後半になり、週の初めは急に気温が下がってものの今日はまた暑さがぶりかえす。
原宿、青山の路地を抜けて、お目当てのレストランに。名は②「野菜畑」という、非常にストレートなネイミングのレストランである。

外階段を上がった踊り場には、野菜の無人販売があった。


黄色のボックス型のかごに入れられて、すべてこれも100円。木製のポストにお金を入れる仕組みのようだ。中に入れば、お客はほぼ女性のみでランチ時ということもあり混みあっている。男ひとりではちょっと恥ずかしいかな。
ここのランチメニューの中でも一番人気と言う、野菜いっぱいのランチを注文。出されたのは楕円のお皿にいろいろな野菜料理ともちもちの玄米ご飯が盛り付けられていた。見た目はちょっと量少ないかなと思ったが、食べてみるとこれがちょうど良い量である。椎茸をいれたオムレツ、ボイルされた白いかぶ、素揚げのカボチャ、ピーマン、ゴーヤ、ニンジン、それと茄子、トマトを煮込んだラタトゥイユなどなど、たくさんの種類の夏野菜が本当に美味しく、お腹はいつの間にか満足感でいっぱいとなる。
量は少ないがいろいろな野菜の味を楽しめることできっと満腹になったのだろう。そんなお腹を冷たいミント水でさわやかにまとめあげる。店内はきっと女性が多いからだろうか、冷房も少し高めの温度であった気がする。自分は流れ出す汗を拭きながらであった。この場面、TVの③石塚英彦的である。
帰り際、レジでチラシを手に取れば、この野菜はどうやら千葉の自家農園で栽培されているものを毎日運んでくると書かれていた。「安心・ヘルシー・多分リーズナブル」とのコメント。多分リーズナブルという言葉がいい。こんなレストランで毎日野菜を食べていたらきっと気持も、身体も健康になるだろうと思う。
そろそろ自分も量より質に食事を本格的に転換しよう。ついつい焼肉などは腹八分目を忘れがちである。そうすれば体重も減らせるだろう。
昼飯を終えて、途中com・pose+H.P.FRANCE Boutiqueに立ち寄る。ウインドウは④ISABELA CAPETOの新作が飾られていた。この店はブラジルとヨーロッパが合体した品揃えであり、ちょっとドキドキするものがある。
そして急いで14時からの会議の予定もあり、暑さがぶり返した表参道を歩いてオフィスに戻った。じわっと汗が額に噴出していた。塩っぱい汗はあまり良くないとクイズ番組で医学博士が言っていたが、自分の汗は塩っぱくなかった。
①com・pose+H.P.FRANCE Boutique
②「野菜畑」
③石塚英彦
④ISABELA CAPETO
8月10日(日)
夕方4時過ぎ愛犬COCOのお供で散歩。いつもの午後コース、途中モスバーガーのテラスで珈琲タイム。今日は時折日差しが覗く曇り空でここ数日のうだる暑さを和らげている。そして奈良山公園、隣接する貯水池の土手を歩く。自宅に戻る途中、地元農家が庭先で開く無人直売所がある。いつもこの時間帯にはほぼ売り切れ状態で何もないのだが、今日は珍しくジャガイモ、シシトウ、茄子があった。すべて一袋100円の良心価格。100円玉三つ、直径8cm程の配水管を切って縦に設置した穴の中に投げ込む支払いを済ませ、短パンのポケットからバンダナを取り出し、ジャガイモ、シシトウ、茄子の袋を入れて包む。

無人直売所は人を信用していなければやれないはず。並べた野菜の数と穴に入れられたお金は帳尻合っているのだろうか?でも続けていらっしゃるから問題なく合っているのだと思う。まずは人を信用してこそ物事は始まるのだ。農家の方に感謝。
今晩の夕飯はこの夏野菜を使ったメニューを考えてみようと思いながら、自宅に戻る。ずーとバテ気味で昼にマッサージに出掛けて元気を回復した状態だから、ちょっと辛めの野菜炒めをつくろうと考える。
散歩から戻り汗びっしょり吸い込んだTシャツを脱ぎ捨て、シャワーを浴びる。そしてリビングでTVを観る。
5時半すぎ、笑点で①「宮田章司」という白髪でメガネをかけた品の良い元気な老人?(たぶん後期高齢者に属すると思う。)超ベテラン芸人さんが出演していた。大企業の社長と思えるような知的な風貌であるその方が演ずるのは「江戸の売り声」と言う漫談芸。昔懐かしい路地裏で聞こえていた物売りの呼び込む声を様々なリクエストにも応じて演じるのである。例えば納豆売り、「ナット、ナットォ~ナット、ナットミソマメ~」絶妙なイントネーションで売り歩く人々を舞台で蘇らせて客席の喝采を得ていた。その宮田さんのコメント。「昔のほうが便利だったね~。なんたって物売りが家まで何でも売りに来てくれた。買い物に出掛けなくたって家にいて買い物出来たんだから。今で言えばデ・リ・バ・リーってやつか」。昭和のころ、豆腐も野菜も海産物もなんでも売りに来ていた時代があった。高齢者時代を迎えるこれから、ぜひ現代に物売りが復活、粋のいい売り声が路地裏に響いてほしいなあと思う。物売りの人たちが庶民のコミュニケーションの要になっていたようにも思える。「キ~ンギョ~ェ、キ~ンギョ~オ」金魚売りは天秤棒で金魚の入った桶を担ぎ、暑い夏に涼しさも売っていたと思う。それと宮田さんの話では風鈴売りは声を出さないそうだ。風鈴の「チリ~ン、チリ~ン」の音が売り声の代わりと言う。今日の「宮田章司」さんの芸を聞きファンになった。いつか寄席で出会いたいと思う。
その後TVでは北京オリンピックの競技が特番で放映されている。夕飯の支度を開始。今日の料理は何故か自分で作るハメに。先ほど無人直売所で手に入れた茄子とシシトウがメイン素材。まずは茄子とシシトウと豚肉のコチジャン味噌炒めをつくる。ニンニクを効かせた辛いスタミナ料理。
次に散歩から帰ってすぐに仕込んでおいた、茄子とシシトウを焼きめんつゆに漬け込み冷蔵庫で冷やしたかけ汁で和風冷製パスタをつくる。茄子とシシトウ、パスタのキーワードでネット検索して出てきたレシピをそのまま拝借。最後に盛り付けた氷水で冷やしたパスタの上にミョウガと刻みのりをのせて完成。二品だけの軽めな夕食となる。
妻曰く、パスタではなく素麺のほうが合っているとの批評。またコチジャン味噌炒めはあったかいご飯があればもっと最高と言われる。私もそう思った。でも旨いねと言って食べてくれた家族はやっぱり家族だと心の中で喜ぶ自分がいた。味はまあまあでも俺がつくったんだから・・・。
今日の料理、かかったお金200円(茄子とシシトウ)だけ。それ以外は家にあったパスタ、生姜焼き用豚肉の残り2切れ、ニンニク、生姜、海苔、冷蔵庫の中にあったコチジャン、めんつゆ、和風だしのもとなど。結果とっても節約料理となった。いつもはとても贅沢にスーパーで材料を買い込み叱られるのであるが。
夜10時過ぎのTV番組にて北京オリンピックの競泳で話題の②SPEEDO社の水着、LZR RACER(レイザーレイサー)の話題を取り上げていた。この水着素材開発はアメリカ宇宙開発局NASAの研究者とともに開発されたらしい。この素材開発のヒントはランチでスパゲッティ食べたことがきっかけと番組の再現映像で解説していた。なんでもスパゲッティは乾麺でパスタなべに入れるとすと~んとなべ底に落ちる。しかし水分を含み茹で上がるとなかなか落ちない。水分を含まないと水抵抗がなく早く落ちるのだという。このことからあの水をはじき返す素材が開発されたらしい。きっといつでもどこでも開発のことを考えていたからこそこのスパゲッティから気づいたのだろう。研究開発ためには四六時中そのことを考えてこそ、開発のヒントを得るのだと改めて思う。
そう言えば先日、ギャグ漫画家③赤塚不二夫さんが亡くなった。少年サンデーに掲載された「おそ松君」が懐かしい。天才イヤミの「シェー!」は擬音的発声であったが、漫画の主人公よりキャラが立っていた。このところ映画も脇役の存在感があればあるほど面白いと感じる。たくさんの脇役が今、映画や舞台を飛び出しTVのバラエティ番組を占領しつつあるのは何かの前触れか?それとタモリさんの告別式での弔辞はとても印象深かった。最後に「わたしもあなたの数多くの作品のひとつです。」と言い切ったタモリさんは森田一義と言う人間ではなく本物のタモリだったのだ。「これでいいのだ!」。
①「宮田章司」
②SPEEDO
③赤塚不二夫