5月16日(金)
今宵は靴デザイナー①MICHEL VIVIEN (ミッシェル・ヴィヴィアン)との会食。この1年あまりパリ出張を止めているので、彼と直接会うのは1年ぶりであろう。食事の場所は根津美術館から六本木に抜ける細い坂道を下った西麻布2丁目にある土壁の建物が暗闇に佇む②たまさかという割烹である。実はタクシーを手前で降りてからこの場所を探して2度ほど道を行き来してしまった。初めての店であり、一方通行の細い路地は暗くなかなか見つけられなかった。少々時間をロスしたがやっと辿り着く。商品事業部バイヤーふたりとデザイナーの皆さんはすでに到着と思い慌てて引き戸を開けて中へ。しかし皆さんは到着されておらず、自分がまず2階の個室へ案内される。案内されたのは床・壁・天井すべて木で囲まれた木の部屋とも言うような、こじんまりしたスペース。幸い掘りこたつ様式でちょっと安心する。

やがてデザイナー/MICHEL VIVIENと同行してきたSARAH、昨晩に引き続きパリから出張中のHNさん、商品事業部バイヤーのSG君、MCさんが到着。ここに来る前、東京ミッドタウンにある③Theatre H.P.FRANCEに寄ったらしい。昨年3月に開店ちょうど1年を経過してばかりの店である。このお店の重要なアイテムが靴、アッシュ・ぺー・フランス店舗で一番靴が充実した品揃えの店と思う。当然MICHEL VIVIENの靴がメインで取り揃えられている。
そしてメンバーが席についたところで、MICHELから突然プレゼントを頂いてしまった。
私が頂いたものは写真のフランスワイン1500mlボトル。ブルゴーニュのワインでボトルが大きいだけでなく、きっとうまいだろうと思う。

さて料理は京料理をベースに旬な素材がほどよい味付けで出される。先付で蒸し鮑、若布、長芋 酢ゼリー掛け、穴子豆腐にミニおくら、生きくらげ、針生姜、木の芽が添えられた汁物、刺身、甘鯛の南蛮焼きにイベリコ豚西京焼きが添えられた焼物、茄子、小芋、筍に車海老の煮物、米沢牛のステーキ、そして満足感いっぱいのおなかにすーっと入り込むだしが最高の鯛茶漬け、最後は季節のデザートとして柏餅が出された。

SARAは純米酒を飲みながら、MICHELはビールそして梅酒へ切り替えて出されたお料理に舌鼓を打っていた。SARAHはお箸の使い方がとても上手、難なくお箸を使い料理を口に運んでいる。本当に日本食が好きなようだ。MICHELは特に米沢牛のステーキに満悦の笑顔、いつも食べている肉とは違う!と言っていた。お二人とも今日出された料理を大変気に入ってくれた様子。

パリの知り合いからたくさんの東京情報を仕入れてきたとMICHELがおもむろにバックから出したメモにはたくさんの有名店のリスト、すべて寿司、蕎麦、うなぎ、天ぷらなど超一流日本食のお店でした。初めての来日できっと何でも突撃気分なのだろう。
すっかり時が経つのを忘れ、彼らと楽しいひとときを過ごすことができた。日曜日には彼らはパリの気功の先生に紹介されたと言う箱根の温泉に一泊で出掛けるらしい。そして週明けの21日(水曜日)には初来日のMICHEL VIVIENを囲んでのカクテルパーティを南青山で催す予定。
今回の来日で彼らが知る日本の様々な文化がMICHEL VIVIENのこれからにどのような影響を及ぼすかはわからないが、日本人のおもてなしのこころが少しでも伝わればと思う。タクシーの乗る二人を見送り、帰りの途につく。
自宅に戻り書斎で、明日神戸で講演を行うための原稿を今一度読み返せなければと机に向かうも...、睡魔に勝てず眠ってしまった。まあなんとかなるだろう!新幹線車内の2時間半に集中だ!
そしてまだまだ週明けもデザイナーラッシュはつづく。
to be continued・・・。
① MICHEL VIVIEN (ミッシェル・ヴィヴィアン)
MICHEL VIVIENパリ在住。

1999年、『ミッシェル・ヴィヴィアン』設立。
2001年春夏コレクションにて、イヴ・サン・ローラン・オートクチュールの靴を、2006年春夏よりランバンのシューズデザインを手掛ける。
② たまさか
③ Theatre H.P.FRANCE

5月15日(木)
ベルギー/アントワープにて活動するジュエリーブランド①「WOUTERS&HENDRIX」(ウッターズ・アンド・ヘンドリックス)のデザイナー、カトリン・ウッターとカレン・ヘンドリックスが初めて東京を訪れた。

今日は初来日を記念して原宿/青参道にあるお店、②com・pose+H.P.FRANCE Boutiqueにてパーティが行われ、たくさんのお客様で賑わう。古く
からのWOUTERS&HENDRIXのファンの方はお二人との写真撮影、ボックスへのお二人のサインを頂くなど、とても楽しそう。

またジャーナリスト、プレス関係の方もお忙しい中わざわざ足を運んで頂いた。特にこの日のためにデザイナー二人が届けてくれた特別なコレクションは大人気。ウィンドウ、店内のショーケース、すべてが彼女たちのコレクションで埋まり、一日だけのオンリーショップとなった。

そしてカウンター側の壁にはシルバーで制作されたドレスとマスクのとても繊細なオブジェが飾られ、たくさんのお客様はWOUTERS&HENDRIXワールドの中へ誘い込まれていた。

このドレスとマスクのオブジェは彼女たちの大切な過去のコレクションで、今回特別に貸し出し頂いたもの。マスクは様々なモード世界のパーティ、ファッションショーで使われているもの、ドレスはアートフェアがアントワープで開催された際、彼女たちのお店のウインドウに飾られたものと聞く。

彼女たちが持参したベルギーのナッツビターチョコを摘みながらデザイナーを囲んで会話は盛り上がり、店内は人で満杯状態、とても満足できるパーティであった。

パーティ終了後、デザイナー達とディナーのため、店から表参道を挟んで反対側にある③表参道 はやしや へ。ビル地下にあるお店で奥の掘りごたつの個室に案内される。自分も畳に座っての食事はつらいから一安心。和食とフレンチの融合の新感覚和食居酒屋ということで、いろいろな素材を使った料理を堪能する。
ベルギーではぜったい食べないような食材の料理を注文、彼女たちを驚かせる?仕掛けのつもりが逆に喜んで食べてくれた。たとえば酢の物/モズク、二人とも酢の味と海藻の食感が気に入った様子。日本人とBELGIANの食の好みは以外に一致かも。モズク、筍の煮物、焼きなすと白和え、マグロ・鯛・かんぱち・いかの刺身盛り合わせ、鳥のから揚げ、モツ煮込み、さつま揚げなどなど。メニューを見ればわがふるさとの信州飯田の千代豚のメンチカツを発見、ついでに注文、彼女たちも美味しいと喜んでくれた。居酒屋メニューでビールもうまくのどを潤す。

デザイナーの彼女たちも今日のパーティの興奮醒め止まぬ状態で少々興奮気味。一緒に来日したスタッフのアヌュショカもいつもの厳しい目がやわらかい微笑みに変わっていた。アッシュ・ペー・フランス/ブランドマネージャーTKさんも今日の成功で一安心、彼女たちのアテンドでパリ事務所から出張中のHNさんの通訳も達成感とお酒で滑らか、皆が大満足のディナーであった。

後日二人からお礼のメールが届く。
「私たちは仕事に戻り、今日の午後私たちのスタッフへ日本での出来事を話します。私たちは日本での忘れられない経験を彼女たちと共有したいと思い、親切な日本の友人たち(お客様)とビジネスパートナー(アッシュ・ペー・フランス)について話したいと思います。温かい歓迎とあなた方が一緒に共有させてくださった素晴らしい出来事に感謝しています。私たちは日本での滞在を本当に楽しみました!なんて良い協力関係なのだと言うことを今理解し、あなた方のサクセスストーリーを創るための努力を敬います。このゴールにへ向かってあなた方とともに全力を尽くします。」
Katrin, Karen and Annuska
関わるメンバー全員が改めて彼女たちの心配りに、パートナーシップを強く感じる時であった。WOUTERS & HENDRIXは我々の会社と同じ創業24年目を今年迎えた同じ時代を生きているブランドである。
最後の写真はデザイナーお二人から頂戴したハートのシルバーブローチです。パーティ当日私はジャケットの襟に飾りました。

そしパリで有名な④LADUREEのピンクのマシュマロはデザイナー来日ラッシュでアテンドのために来日中のパリ事務所HNさんからのお土産、原宿事務所メンバーで美味しく頂きました。

それにしてもこの数ヶ月、ヨーロッパ各国からのデザイナー来日が続く。商品事業部バイヤーの皆さん、本当にお疲れ様。でもこれも我々が期待されているからこそと想う。
そしてデザイナーラッシュはつづく。
to be continued・・・・。
① WOUTERS & HENDRIX
② com・pose+H.P.FRANCE Boutique
③ 表参道 はやしや
有機野菜、新鮮魚介類、ブランド肉など素材を厳選、和食とフレンチの美味しさをミックスした新感覚和食の居酒屋。すべてが個室空間になり気軽に食事ができ語らえる場所。
東京都渋谷区神宮前4-9-3 清原ビルB1
tel:03 3401 7728
④ LADUREE(ラデュレ)
4月24日(木)
原宿オフィスにすいかが届く。熊本のお取引先である①Blaze Nadi (ブレイズナデイ)のオーナーさんから送って頂いたもの。オーナーはベルギー/ブルッセルで活動するクリエーターの②青参道にある③CHRISTOPHE COPPENS TOKYOのショップを大変気に入ってくださっており、何度かお買い物をして頂いていると聞く。

この数日間なんとなくすかっとしない天候が続く毎日であるが、そんな気分を振り払うには最高の食べ物である。さっそく切り分けてオフィスメンバーで頂く。
すいかに「紅まくら」というラベルが貼ってあり、ネットで調べれば、「芳香な香りと甘さがぎっしりつまった熊本高級西瓜」のキャッチフレーズで紹介されていた。紅まくらというブランド名はこのすいかが少し細長い形から付けられたらしい。さほど種も多くなく、ほのかに感じる甘さ、しっかりとした果肉で食感もさっぱりとしている。

熊本ではこの時期が一番うまいらしい。盆地である熊本では農作物がとてもよく育つらしい。すいかは私にとって今年の初物でもあり、夏を先取りした味であった。昔、子供の頃、すいかを夏に食べるのが楽しみだった。夏休みの定番食べ物としてかき氷とすいかがあり、食べ過ぎて腹をこわすこともよくあったなあと懐かしむ。すいかは成人病予防にきくらしいのでこの夏は頑張ってたべてみようかとも思う。
4月25日(金)
仙台のお取引先である④RING(リング)のバイヤーさんが新しくなった事務所に来てくださった。とても長くお付き合いさせて頂いており、アッシュ・ペー・フランスの扱う中心ブランドである⑤JAMIN PUECH、⑥SERGE THORAVALの東北エリアで一番の品揃えを誇るお店である。わざわざ事務所入り口でご挨拶を頂いた際お土産を頂く。宮城の名産⑦おとうふかまぼこである。

畑のめぐみである大豆と海のめぐみである白身魚の両方のたんぱくいっぱいのかまぼこ。さっそく自宅に持ち帰り食べる。黒糖焼酎のロックにつまみとしてそのままで頂く。従来のかまぼこよりはやわらかく、当たり前であるが豆腐よりは硬い口あたりである。中に添えられた商品説明によれば、それなりの賞も取っており、製法は特許が取得されている。箱の中には、豆腐のような白く四角いかまぼこと笹かまタイプ、そして一口サイズの丸いかたちで生姜とたまねぎを加えた白い小丸生姜、ごぼう、にんじん、長ネギ、椎茸、生姜、胡麻を加えてあげた野菜揚げの旬菜小丸の4つの種類があり違った味を楽しませて頂いた。少々血糖値が高めの私にはとても健康的な食べ物と感じる。でもあまりにもうまかったので、2日ですべて消えて行った。何でも食べすぎはよくないとわかっていても食欲にはかなわない。夏が近づく4月末、そろそろジャケットを脱がなければならないシーズンに向けて、ダイエットを始めなければと本気で考え始めた自分が情けない。毎年この時期にいつも繰り返し思うことである。
① Blaze Nadi
② 青参道
青山通りと表参道をL字でつなぐ路地をアッシュ・ペー・フランスが命名。昨年秋に開催された青参道アートフェアは今年も計画されており、青参道に並ぶヘアーサロン、ブティックなどに個性あるアーティストの作品が飾られる。
③ CHRISTOPHE COPPENS TOKYO
④ RING
⑤ JAMIN PUECH
⑥ SERGE THORAVAL
⑦ おとうふかまぼこ 株式会社 直江商店